物件情報の一元管理をする入稿・物件管理システム構築
社内の情報共有にFAXを使用していた株式会社土屋ホームは、情報更新のタイムラグや情報共有の不備から発生する機会損失に課題を抱えていました。
当社はこれらの課題解決に向けて、業務フローのIT化を提案。物件情報を基幹システムからWEBサイトに一括入稿し、サイト上での一元管理を可能にした入稿・物件管理システムで機会損失の防止に貢献しました。
お客様の課題
各支店・営業所やWEB担当者と物件情報の情報共有をFAXで行ってきた同社。基幹システムへの登録、各WEBサイトへの入稿等はFAX情報を元に担当者毎に異なる業務フローの中で行われていました。この結果、社内で物件情報の共有を図れないだけでなく、売止めが解除された場合の情報が無い等、営業的な側面での情報共有、現状把握が難しく、様々な機会損失が発生していました。
ご提案の内容
物件情報の一元管理を実現する入稿・物件管理システムを構築
FAX情報を元に担当者毎に異なる業務フローの中で行われていた情報共有に問題点を見出した当社は、基幹システムを中心に業務フローの連携を図る入稿・物件管理システムを提案。担当者が基幹システムに登録した物件情報のデータをCSVファイルに変換し、WEBサーバにアップロード。自社物件検索サイト、外部サイトへの一括入稿を可能にしました。
これにより基幹システムとWEBサイトのデータ連携を図るとともに、入稿・物件管理システムを中心とした物件情報の一元管理を実現。各担当者が管理画面で情報を更新、WEB担当者が入稿データを承認するだけでWEBサイトに反映されるため、お客様への即時性の高い情報発信と支店間の情報共有を同時に行うことができるようになりました。
導入効果
WEBサイトを通じてお客様への情報発信と支店間の情報共有を同時に行うことができるようになり、情報共有の不備によって発生していた様々な機会損失が減少。物件のステータスをスピーディーに反映することで、お客様に良質な情報を提供するとともに、入稿・物件管理システムによるデータ連携は業務効率化にも貢献しました。
また、これまでWEB担当者が個別に行っていた物件ポータルサイトへの入稿が1回の入力で済むようになり、人的ミスの削減や担当者の業務負担を軽減。全社的な物件情報の情報共有は、営業活動の効率化という点でも大きな成果が期待されます。
お客様の声
-「連携してシステム改善を進めていきたいと思います。」-
全社的な物件情報の一元管理を実現した入稿・物件管理システムは、お客様への情報発信と支店間の情報共有を同時に行うだけでなく、業務効率の改善、人的ミスの削減にもつながりました。
現在、外部サイトとの連携も進めており、さらに多くのお客様に価値の高い情報をお届けできるよう、今後もユーザーサイドと連携してシステムの改善を進めていきたいと思います。
企業情報
株式会社土屋ホーム
設立:1976年9月21日
従業員規模:501~1000名
事業内容:建設業を営む事業会社の支配・管理及びコンサルタント業務