導入事例

入退室管理と出退勤実施を、顔認証技術で同時に実現

お客様の課題解決に向けた要望を、当社と株式会社フィット様のコラボレーションで実現
入退室の非接触化を実現
勤怠管理と連携し、入退室と勤怠管理の両立を実現アイビック食品株式会社様

勤怠管理とBioFitを連携し、入退室と出退勤実施の両立を実現

アイビック食品は、「食の可能性を広げる」を合い言葉に、ラーメンのたれを中心に、様々なたれ・だし・スープ製造する調味料製造メーカーです。北海道食材を活かしたオリジナルの調味料を企画することを得意とし、ラーメン店、レストラン、居酒屋チェーン、ホテル向けの業務用等の、商品のご提案と製造をしており、北海道各地でご利用されております。またアイビック食品はHACCPをベースにした生産工場で安心・安全を推進しており、2015年ISO22000認証を取得しております。
当社は、フードディフェンスの実現と、勤怠管理の効率化という課題があった食品工場内環境に対し、生体認証による入退室管理と、勤怠管理システムの連携を実現しました。

お客様の課題

アイビック食品株式会社様は大きく2つの課題を抱えておりました。1つは食品工場内に不審者が入ることが出来ない管理体制、フードディフェンスの実現です。それまで立入禁止掲示、持込禁止ルールの設定、監視カメラ設置等の対応はしていたものの、個人のモラルに頼る仕組みとなっており、啓蒙に頼らないシステムでの解決が望まれておりました。しかし通常のタッチパネルでは衛生面の安全を担保できない為、入退室管理の非接触化が不可欠でした。
もう1つが勤怠管理業務の効率化と日ごと管理の実現です。それまで勤怠管理をタイムカード打刻で行っており、毎月の集計業務に一人当たり10分を要しておりました。更に勤怠管理が可能なのは勤怠を締めた一か月後となっており、日ごとの残業時間の管理が出来ない状態の為、日ごとの勤怠管理の実現と効率化に向けた勤怠管理システムの導入についても検討している状況でした。

ご提案の内容

入退室管理と勤怠管理の2つを、顔認証技術で実現

不審者が入ることが出来ない管理体制の実現に向けた入退室の非接触に際し、当社と株式会社フィット様とのコラボレーションにより、「BioFit」生体認証機能を活用した、入退室の非接触化を実現いたしました。「BioFit」は1台で顔認証・指紋認証・ICカード認証・暗証番号認証を搭載した複合型生体認証システムで、半導体取扱会社、会員制飲食店などを始め、数多くの導入実績を誇ります。
更に勤怠管理業務の効率化と日ごとの管理を実現する勤怠管理システムとして、当社サービス「どこでもぽちっと」をご提案させていただきました。「どこでもぽちっと」は日ごとの勤怠管理が出来るアカウント数無制限の勤怠管理システムです。
更に「BioFit」と「どこでもぽちっと」を連携させることで、入退室管理と出退勤実施の両立を実現いたしました。

導入効果

「BioFit」の導入により、入退室制限による万全の管理体制を、顔認証による入退室により従業員の方の衛生管理を妨げる事なく実現いたしました。これにより、それまでメインとして行っていた接触型認証の指紋認証から、非接触型認証の顔認証に移行する事ができました。
また「どこでもぽちっと」の導入により、勤怠管理業務の効率化と日ごとの管理を実現いたしました。これにより、タイムカード打刻の業務負荷がなくなり、同時に手作業によるミスもなくなりました。また日ごとの残業時間の管理ができるようになったことにより、残業を減らす意識が高まり、働き方改革の支援に繋がりました。
更に「BioFit」と「どこでもぽちっと」の連携により、入退室による出退勤実施と衛生管理の両立を実現しました。これにより、従業員の方に使う手間を感じさせない運用を実現しました。

お客様の声

  • どこでもぽちっとのアカウント数無制限という料金形態は、他の勤怠管理システムにはない大きな特徴だと思います。更に2018年度IT補助金対象ツールという事もあり、費用対効果の面で価値のある導入となりました。
    どこでもぽちっとの導入により日単位の勤怠管理をできるようになったので、今後は単日の売上を可視化するような仕組みを作り、社員の成果への意識を向上させるような施策を考えております。
    今後もツール導入を目的化せず、課題解決第一で目的重視の導入を進めて参ります。

企業情報

アイビック食品株式会社

設立:2002年12月16日

従業員規模:51~200名(アルバイト・パート含む)

事業内容:たれ・だし・スープの製造販売

http://ibic.info/

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