CASE STUDY

システム構築

お客様の課題解決にIoT技術で応える――
女性用トイレの混雑緩和に貢献
利用状況の可視化をIoTが実現

無線ドア開閉センサーのデータ送信にEnOcean技術を活用

詳細内容

 札幌ドームの管理運営業務全般を担う株式会社札幌ドームは、お客様から寄せられた声を踏まえて、施設・設備やサービスの改善、利便性向上に積極的に取り組んでいます。
 当社は、構造的にお客様が個室の利用状況を一目で見渡すことができないため、空き室があっても利用されないという課題があった女性用トイレに対し、IoT技術を活用した利用状況の可視化で混雑の緩和を実現しました。

詳細内容

お客様の課題

 他のトイレよりも個室数が多く、構造的にお客様が個室の状況を一目で見渡すことができないため、空き室があるにも関わらず利用されないケースが発生していた1Fコンコース外野側(サッカー時バックスタンド側)の女性用トイレ。お客様からも改善の要望が数多く寄せられていましたが、既存設備に対する大規模な改修工事も難しく、工期等にも制限がある中で効率的に利便性を向上させる方策を検討していました。

提案内容

無線ドア開閉センサーのデータ送信にEnOcean技術を活用

  • システム構成概要

  • システム機能概要図

 空き室があるにも関わらず利用されないという課題に対して、当社はEnOcean搭載の無線ドア開閉センサーを設置し、その情報をパネルに表示するという利用状況の可視化を提案しました。EnOceanは光や温度、振動など比較的微弱なエネルギーを集めて電力に変換する「エネルギーハーベスト技術(環境発電技術)」の一つで、自動化システムやネットワークを中心に世界中で150以上のメーカーから1200種類以上の製品が発売されています。
 今回のケースでは、トイレの蛍光灯の光をソーラーパネルで充電し、センサーの電源を確保。センサーが感知した信号をトイレの壁面に設置したゲートウェイ機が受信し、「洋式」「和式」「お子様優先」の種別をアプリで制御、機械室に設置されたPLC機でパネル表示の切り替えを行うという構成にすることで、短期間かつ最小限の工事での導入を実現しました。

導入の効果(導入メリット)

 パネル表示で利用状況が一目で確認できるようになったことで、表示に沿ったスムーズな利用を実現。これによりトイレの混雑も緩和され、お客様の利便性は各段に向上しました。
 また、IoT技術の活用により導入コストを抑えただけでなく、EnOcean搭載のセンサーはランニングコストの低減にも貢献。費用対効果という点でも高く評価されており、その他のトイレへの導入とあわせて、利用状況を施設内のデジタルサイネージやホームページに表示させることでさらなる利便性の向上を図ることも検討されています。

お客様の声

customer's voice

株式会社札幌ドーム

 -「ユーザーサイドの尽力に感謝しています」-
 以前から課題に挙がっていた今回の女性用トイレの改善ですが、ユーザーサイドの尽力のおかげでシーズンオフの短期間での導入を実現するとともに、お客様の利便性を考慮したパネル表示で混雑の緩和にも効果を上げています。次のステップとして提案して頂いたホームページなどへの利用状況の表示に関してもユーザーサイドと協力して実現していきたいと思います。

企業情報

株式会社札幌ドーム

所在地:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地(札幌ドーム内)

設立:1998(平成10)年10月1日

代表者:代表取締役社長 山川 広行

従業員数:74名(2017年6月1日現在)

事業内容:札幌ドームの管理運営業務全般

https://www.sapporo-dome.co.jp/

サービスのご紹介

ITサービス

ユーザーサイドはネットワーク・サーバ等のITインフラの構築の他、常にお客様側に立ったワンストップソリューションを提供いたします。

コンサルテーション

オープンで中立的な立場から各種業務システム導入やリプレース、IT統制などに代表されるセキュリティ対策をお客様の環境に合わせ、IT投資の最適化を提案いたします。

インテグレーション

お客様側の視点からIT投資・IT資産を最大限活用し、製品の選定・開発方針の助言から導入後をイメージしたインテグレーションを提供いたします。

オペレーション

導入後の定型業務はもとよりITILベースの運用体制で、導入後の改善提案やサービスレベルの向上、システムの拡張・改修など、ワンストップで提供いたします。

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